Algoliaはキーワードに対して近いレコードが検索対象となりますが、RDSのWhereのようにキーワードに一致したレコードのみ抽出したい場合があると思います。
例えば、Amazonとか楽天で「家電」のジャンルの商品を検索したり、「本」のジャンルの商品を検索したりといった感じです。
itemsインデックスに下記レコードが存在すると仮定して、「genre」でフィルターする例です。
{ objectID:1, id: 1, name: “進撃の巨人”, genre: “book” },
{ objectID:2, id: 2, name: “MacBook Air”, genre: “pc” },
{ objectID:3, id: 3, name: “ヴェイパーフライ”, genre: “sports” }
attributesForFaceting
Algoliaでフィルターしてレコードを抽出するにはattributesForFacetingを使用します。
attributesForFacetingを使うにはAlgoliaのダッシュボードから設定が必要です。
ダッシュボードからSearch をクリック > 「Index」のプルダウンからsearchableAttributesを設定したいインデックスを選択 > Configurationと進みます。
左サイドメニューで「Facets」を選択し、その状態で「Add an Attribute」をクリックしてフィルターしたい属性を入力もしくは選択(今回は「genre」)し、右下の「Review and Save Settings」をクリックして「Save Settings」をクリックします。
ソースコード
下記、React(Next.js)でAlgoliaでフィルターしたレコードを抽出する例です。
テキストボックスに文字列「book」「pc」「sports」のいずれかを入力して検索すると、genreでフィルターされて1件だけレコードが抽出されます。
Algoliaは通常だと近いキーワードのレコードが抽出されますが、「sport」と入力してもレコードが抽出されません。
import { useForm } from 'react-hook-form';
const User = () => {
const {
register,
getValues,
formState: { errors },
} = useForm();
const algoliasearch = require('algoliasearch');
const client = algoliasearch('Application ID', 'YourWriteAPIKey');
const index = client.initIndex('items');
return (
<>
<form>
<input
type="text"
{...register('genre', {})}
/>
<input
type="button"
value="検索"
onClick={async () => {
index.search('', {
facetFilters: [`genre:${getValues('genre')}`]
}).then((results) => {
console.log(results);
});
}}
/>
</form>
</>
);
}
export default User;
フィルターについて詳しく知りたい方はAlgoliaのドキュメントをご覧ください。
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