Algoliaはインデックスを作成した初期の状態だと、全ての属性が検索にヒットします。
例えば、usersというインデックスが存在し下記のレコードが存在するとします。
{ objectID:1, id: 1, nickName: “Tanaka”, address: “埼玉県” },
{ objectID:2, id: 2, nickName: “Yamada”, address: “東京都” },
{ objectID:3, id: 3, nickName: “Nakata”, address: “神奈川県” }
下記はReact(Next.js)でAlgoliaのレコードを検索する例ですが、テキストボックスに「Yamada」と「東京都」のどちらかのキーワードを入力してもobjectID: 2のレコードがヒットします。
import { useForm } from 'react-hook-form';
const User = () => { const { register, getValues, formState: { errors }, } = useForm(); const algoliasearch = require('algoliasearch'); const client = algoliasearch('Application ID', 'YourWriteAPIKey'); const index = client.initIndex('users'); return ( <> <form> <input type="text" {...register('keyword', {})} /> <input type="button" value="検索" onClick={async () => { index.search(getValues('keyword')).then(({ hits }) => { console.log(hits); }); }} /> </form> </> );
}
export default User;
しかし、「addressは個人情報だから検索にヒットさせたくない」という場合があるかもしれません。
そんなときはsearchableAttributes を使用します。
searchableAttributes
searchableAttributesは検索にヒットする属性を制限することができます。
searchableAttributesの設定
searchableAttributesを使うにはAlgoliaのダッシュボードから設定が必要です。
ダッシュボードからSearch をクリック > 「Index」のプルダウンからsearchableAttributesを設定したいインデックスを選択 > Configurationと進みます。
左サイドメニューで「Searchable attributes」が選択されていると思うので、その状態で「Add a Searchable Attribute」をクリックして検索にヒットさせたい属性を入力もしくは選択(今回は「nickName」)し、右下の「Review and Save Settings」をクリックして「Save Settings」をクリックします。
この状態で再度上記コードで「東京都」や「埼玉県」と入力をしてもレコードはヒットしなくなり、「nickName」のみが検索対象となっていることが確認できます!
searchableAttributesについて詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
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