退職を申し出たら「辞めたら会社が潰れる」と言われた話

※どこから関係者に伝わるかわからないのでところどころフェイクを入れています

今の会社を退職することになりました。
退職の理由は、今の職場ではエンジニアとしてこれ以上の成長が難しいこと、給与も昇給があまり見込めないことが理由です。

今の会社には前職でも一緒に働いていた上司Aさんから誘われて入社しました。
このAさんは人格者で仕事もできて本当に尊敬しています。
Aさんに退職を伝えたところ、「本当は残って欲しいけど、〇〇君の今後のキャリアを考えると（退職は）止められない。職場は変わるけどこれからも飲みに行こう」と言っていただきました。

ただ、問題だったのはAさんのさらに上司のBさんです。
自分的にはAさんに退職を伝えて了承された時点で、退職は決まったものだと思っていました。
ところが、AさんがBさんに私の退職を伝えたところ、Bさんから「退職について話したいから時間をほしい」と言われました。

正直なところ、Aさんから了承は得ましたし、退職の気持ちは変わらないし、仕事も少し忙しいので「面倒」だと思いました。
ただまあ、先延ばしにしてもいいことはないですしこれで本当に正式に退職が決まると考えてBさんと1対1で話しました。
すると…

「君が辞めると会社が潰れる」

「会社が潰れると社員が路頭に迷うが、それはどうでもいいということか？」

「後任が見つかるまで待ってほしい。後任がいない状態で辞めるのは仲間を裏切る行為だ」

的なことを言われました＼(^ O ^)／
いやもう、立派な脅迫ですよ。
まさかこんなことを言われると思わなかったので会話を録音していなかったのが非常に悔やまれます。
上記のようなことを言われて私もイラっときて、お互いにヒートアップして結論が出なさそうなのでこの場は一旦お開きに。

なんかもう、色々言われてびっくりしたし腹が立ったしでその日は感情がゴチャゴチャでした。
「どうでもいいと思っている」「仲間を裏切る」とか、それこそ今までそれなりの期間一緒に働いてきた仲間に対して言うことではないし、そんなこと言われて「今後も残って頑張ろう！」なんて思うはずがないです。
それに、Bさんの態度や口調が「頼むからもう少しだけ残ってくれ」と言う感じではなく、「辞めるお前が悪い」「責任取れ」みたいな感じで、なぜかこちらが悪いような感じでした。

ぶっちゃけ社員一人が辞めたぐらいで潰れるような組織を作っていた方に問題があるでしょうよ(´・ω・｀)
というか潰れないようにするのがアンタの仕事でしょうが。

とりあえずAさんにはBさんから脅迫のような発言があったこと、あんな発言をされたら今後も会社に残りたいとは思わないこと、非常に不快に思っていることを伝えました。
Aさんからは「本当に申し訳ない」と何度も謝られ、「後任が見つかるまで残れということはないから」と言われ私の退職も正式に決まりました。
Aさんは何も悪くないのにね…

ちなみに、今これを書いている時点でBさんからの謝罪は一切なし。
まあ謝罪を求めているわけではないし、退職したら二度と会わないからいいんですけどね。
退職するまで必要最低限のコミュニケーションしか取らないつもりです。

ネットで色々退職の体験談は読んできましたが、まさか自分がこんな経験をするとはびっくりしました笑
「退職代行」を使う人の気持ちもわかりましたね。
こんな嫌な思いをするとわかっていたら、自分も退職代行をお願いしていたかもしれません。

何はともあれ、退職も正式に決まりましたし、（まだもう少し先ですが）新しい職場でも頑張りたいと思います。

読んでいただきありがとうございました！